日銀緩和維持で「円安再加速」、円の価値は1割減で実質賃金の低下続く 野口悠紀雄: 一橋大学名誉教授 政策・マーケット野口悠紀雄 新しい経済成長の経路を探る 2023年6月8日 4:15 会員限定 ドル円レートが半年ぶりに1ドル140円台になったのは日銀新体制が金融緩和維持を明確にしたことが大きい。今春闘は好調でも円安による物価上昇で実質賃金は回復できないまま低下が続く。緩和継続の意味が改めて問われる。 続きを読む 関連記事 1ドル140円台を回復、ドル高終了でも「ユーロ円」上昇は期待できる理由 山下 周 円安政策と金融緩和、「賃金停滞」をもたらした経済政策の罪は重い 野口悠紀雄 植田日銀初会合後のドル円相場は137円超え、米利下げでも下値目途「130円」の理由 山下 周 植田日銀「6月修正」の可能性残す、YCC撤廃時は1ドル=120円程度の円高に 酒井才介 特集 最新記事 ブラックジャックによろしく カラオケで「オハコを歌えない男」が抱える深刻な事情【マンガ】 「超一流」の流儀 「朝サイゼ」と「朝マック」の決定的な違い…ヤミツキ確実なフォカッチャのアレンジとは? ニュースな本 「見捨てられ」が怖い日本と「巻き込まれ」を恐れるアメリカ…同盟のジレンマの陰で高まる「第三次世界大戦」のリスク 書籍オンライン編集部から 「頭のいい子供たち」が夢中になっている異例のビジネス書で紹介されている問題『のろのろ馬レース』とは?[見逃し配信・8月第3週] ニュースな本 そりゃ優秀なわけだ…「自分の頭で考える子」が育つ“共学の中高一貫校”とは? 最新記事一覧