23年1~3月期、4~6月期がいずれもプラス成長となり、23年9月調査の日銀短観では、企業の景況感の改善が続いていることが確認された。しかし足元では機械受注に弱めの動きが見られるなど、設備投資が今後、弱含むとの見方も出ている。機械受注以外の設備投資関連統計の結果を確認するとともに、資本係数やトービンのqといった視点で設備投資の先行きを占い、日本景気が日本株を今後も下支えする可能性が高いことを示す。

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