NHK大河ドラマ「光る君へ」の1月28日放送回に、後に藤原道長の妻となる倫子(りんし/ドラマではともこ)が猫を抱くシーンがあり、SNSで話題となった。倫子が猫を飼っていたか否かは史実では確認できないが、ドラマの舞台となった平安時代には、本当に猫とゆかりの深かったとされる人々(特に天皇たち)も少なくない。その裏側にはちょっと切ない理由があった――。

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