在職老齢年金は「働く高齢者への罰則」、不合理で不公平な制度の廃止を 野口悠紀雄: 一橋大学名誉教授 政策・マーケット野口悠紀雄 新しい経済成長の経路を探る 2024年7月18日 7:00 会員限定 在職老齢年金制度は、長く働く高齢者への「ペナルティー」になっており「エイジレス社会」の理念と矛盾する。給与所得だけを対象にしていることや高齢者の低賃金化を招いている可能性があるなど、不公平で不合理な点がある。制度は廃止する必要がある。 続きを読む 関連記事 老後に家計破綻する人が屈する「お金の壁」、60歳・65歳・70歳…いつが正念場? 深田晶恵 老後資金「4000万円」上方修正説は本当か?最新データで判明した“生活可能”年数 永濱利廣 老後資金2000万円をいま再計算すると「1108万円」に!?老後に必要な資金の徹底議論を 野口悠紀雄 定年後、働きすぎると、「手取り」が下がる?「働き損」にならないためのポイント 板倉 京 特集 最新記事 フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える 参院選2025で「外国勢力の介入」はあったのか?平デジタル大臣が危惧する「民主主義を揺るがす認知戦」 続・続朝ドライフ 史実では「困ったときのやなせさん」――嵩は“ファイティングやない” 漫画を描けぬまま走り出したその理由【あんぱん第101回】 デキる上司のズルい一言 仕事ができる人が上司に「会議室で相談しない」納得のワケ ニュースな本 最難関なのに茶髪もピアスもOK!一流企業社長やサッカー日本代表を輩出した中高一貫校の“ぶっ飛んだ個性”の育て方 数字は語る 基礎的財政収支が赤字の間に、債務残高対GDP比は改善、それでも安易な財政拡張は禁物だ 最新記事一覧