よそのお宅では、どんな鍋を作っているのだろう。そんな疑問を抱いた筆者が今回訪ねた先は、漫画家のニコ・ニコルソンのお宅。「ナガサレールイエスタテール」や「マンガ認知症」を代表作に持ち、現在でもさまざまな媒体で作品を発表し続ける多忙な彼女だが、食事は手を抜かない。この日作ったのはチルド餃子とミックス野菜を鶏ガラスープと酒で味付けした「名前のない鍋」。鍋の湯気の向こうに、上京してもなお記憶に残る故郷の婆(ばば)の手料理の記憶が香り立つ。※本稿は、白央篤司『名前のない鍋、きょうの鍋』(光文社)の一部を抜粋・編集したものです。
続きを読む「絶対同じ味にはならないんです」漫画家ニコ・ニコルソンが上京しても忘れられない“婆の味噌汁”
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