「死に至る病」の代表格と言えば、がん・心疾患・脳血管疾患だが、近年新たに「誤嚥性肺炎」が加わった。日本人の死因第6位にランクインし、死亡者の97%が70歳以上という誤嚥性肺炎は、いまや高齢者にとって3大疾患にも劣らぬほどの大きな死亡リスクとなっている。そんな「死の病」に立ち向かい、10カ所の介護施設で「誤嚥性肺炎入院ゼロ」を達成した口腔ケアのプロが、予防法「舌そうじ」を指南する。本稿は、週刊新潮編『名医・専門家に聞く すごい健康法』(新潮社)のうち、精田紀代美歯科衛生士の執筆箇所を抜粋・編集したものです。
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