今は「みんな仲良く」が正義とされる時代だ。「競争」は悪とされ、会社や学校でも「誰かと競うこと」は減った。一方で、それによって「競争への免疫力」も下がってしまった。とくに若い世代を中心に、「負けるのが怖い」「勝って相手に嫌な気持ちをさせたくない」と考える人は多い。 そんな状況を打破するヒントが、「ライバル」の存在にある。そう話すのは、金沢大学教授の金間大介さんだ。モチベーション研究を専門とし、現代の若者たちを分析した著書『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』が話題になるなど、メディアにも多数出演している。その金間さん待望の新作『ライバルはいるか? ー科学的に導き出された「実力以上」を引き出すたった1つの方法』が刊行。社会人1200人に調査を行い、「ライバル」が人生にもたらす驚くべき価値を解明した。この記事では、本書より一部を抜粋・編集し、「仕事の意欲に関する意外な調査結果」を紹介する。
続きを読む若手社員で「入社数年でやる気がなくなる人」と「いつまでもモチベーションが高い人」のたった1つの違い
特集
最新記事
イライラ・モヤモヤ職場の改善法 榎本博明
職場にも上司にも愚痴ばかり!「いつでも不満たらたらな人」の頭の中はどうなっている?【心理学博士が教える】
DOL特別レポート
「感動した!」「これが真の文明社会だ」中国人が絶賛した日本の駅員の障害者対応
就職人気ランキング2027年卒前半戦調査
就職就職人気企業ランキング27年卒【理系女子・ベスト50】3位は伊藤忠商事、1位は?
12歳から始める 本当に頭のいい子の育てかた
「名門大学の附属校に入れば、受験をしなくても高学歴になれるから安心ですよね」白熱する中学受験を考える
人類帝国衰亡史
「なぜ人類の中でホモ・サピエンスだけが生き残ったのか?」。他の人類との決定的な違いと「ネアンデルタール人の絶滅から得られる教訓」とは







