アサヒ 王者の撤退戦 ビールメーカーの分水嶺

2000年代、酒販メーカー各社はビール一本やりからワインや缶酎ハイに守備範囲を広げる総合酒類化のほか、食品やヘルスケア分野の新規事業開拓に取り組んできた。しかし、各社はいまだ利益の多くを酒類に依存しており、このまま市場の縮小が続けば、工場の閉鎖やリストラも視野に入ってくるだろう。ビール市場の王者であるアサヒグループホールディングスも例外ではない。目下、同社は大胆な構造改革に着手しようとしているのだ。アサヒはどう変わるのか。王者の撤退戦と酒販メーカー各社の現在地を詳報する。

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