【前回までのあらすじ】「政界の黒幕」真木甚八は自らの死期が近いことを悟り、レイ子を後継者にすることを画策。子飼いの政治家である粕谷英雄の秘書としてレイ子を働かせるだけでなく、プライベートでも関係を結ばせることにした。その裏にある深謀遠慮とは――。(『小説・昭和の女帝』#14)

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