異種格闘技戦「アントニオ猪木対モハメド・アリ」や、人か猿かの論議を呼んだ「オリバー君」、「国際ネッシー探検隊」から奇書『家畜人ヤプー』などをプロデュースし、昭和をにぎわせた伝説の興行師の康芳夫氏が2024年末に逝去した。康氏に関わった経済界、政界、芸能界、文壇等の第一人者による偲ぶ会が2月10日、東京都内で開かれ各人の思い出を熱く語った。ただ、参加者の誰も触れなかったのがオリンピックを巡る康氏と電通との“ケンカ”だった。

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