サントリー、ビール参入2年目の“通信簿”!シェア5割超で独走するキリンの前にサントリーは「再出発すべき」!?
ダイヤモンドで読み解く企業興亡史【サントリー編】(4)
今春、サントリーホールディングスで10年ぶりに創業家出身者がトップに就任する“大政奉還”があった。創業120年の歴史を誇る日本屈指の同族企業、サントリーの足跡をダイヤモンドの厳選記事を基にひもとく。サントリーは1963年4月にビール事業に果敢に打って出た。当時は、キリンビール、アサヒビール、サッポロビールの3ブランドでビール市場は寡占状態にあった。本稿では、「ダイヤモンド」1964年4月20日号のに「シーズン入りで激化する販売戦とビール会社の業績」と題する当時のビール業界の勢力図を解説した記事を紹介する。記事では、大手3社に大きく水をあけられていた後発のサントリーのビール事業を「再出発すべきだ」と断じている。ビール参入2年目のサントリーの“通信簿”とは。
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