今春、サントリーホールディングスで10年ぶりに創業家出身者がトップに就任する“大政奉還”があった。1899年に「鳥井商店」として産声を上げ、創業120年の歴史を誇る日本屈指の同族企業、サントリーの足跡をダイヤモンドの厳選記事を基にひもといていく。サントリーが1963年にビール事業に参入する1年前に酒税改正が実施された。酒税改正では、税率は酒の「大衆性」によって左右され、ビールは焼酎などよりも高い税率が課せられることとなった。「ダイヤモンド」1964年10月10日号に掲載された「ビールの税金は高すぎる」と題したサントリー社長・佐治敬三の記事を紹介。佐治はビール税の高さがビールの消費拡大を阻んでいるとし、大衆性などを基にした酒税税制の在り方に批判を加えている。
続きを読むビールは高級酒か大衆酒か?サントリー社長の佐治敬三が「世界一高い」ビール税と酒税が抱える矛盾を大批判!
特集
最新記事
ホットニュース from ZAi
「この株は買いですか?」と聞いても答えないChatGPT――慶大1年生が見つけた正しい勝ちワザ
ホットニュース from ZAi
「株が楽しすぎて東大に落ちた」19歳がAI活用で年+50%を叩き出すまで
続・続朝ドライフ
めちゃ高いけど…元取れるの?「小学校に100年通える」600円の高額ウサギで一獲千金ねらう父〈ばけばけ第3回〉
酒井真弓のDX最前線
テレビの現場がAIに求めるのは、時短でも業務効率化でもなかった~日テレ「ZIP!」総合演出が語る“AIと企画をつくる”挑戦
ふるまいよしこ「マスコミでは読めない中国事情」
中国インフルエンサーの発言で人気レストランの客が激減…誰も得しなかった“珍騒動”の顛末とは?