「日本三大ラーメン」といえば札幌、博多、喜多方だ。やがて「ご当地ラーメン」は日本各地で誕生し、世界に広まったが、ルーツには中国と朝鮮の人々の大きな貢献があった。1884年に登場した「南京そば」に始まる、日本人の国民食の近代史をひもとく。※本稿は、岩間一弘『中華料理と日本人 帝国主義から懐かしの味への100年史』(中央公論新社)の一部を抜粋・編集したものです。

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