「日本に向けて500人の技能実習生を送り出した」。外国人技能実習生の送り出し機関の幹部は、そう誇らしげに語った。だが、その裏でベトナム人実習生たちは借金漬けにされ、酷使されている。ハノイの豪華ビルにある送り出し機関に潜入して見えたのは、技能実習制度の闇だった。※本稿は、安田峰俊『「低度」外国人材 移民焼き畑国家、日本』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。

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