「ついヤバいと言ってしまう」「自分の考えをうまく言葉にできない…」。
言いたいことがないワケではないのに、うまく言葉にできない。あなたにも、そんな悩みはありませんか?
小学校から企業研修、さらには少年院まで、さまざまな現場で教えてきた小説家が教える、世界一やさしい「言語化」にまつわる授業。知ってしまえば、今は語彙力ゼロでも、話し下手でも、「自分の言葉」でちゃんと話せるようになれてしまう!
本記事では、子どもも読めて、大人も楽しいビジネス書『小学生でもできる言語化』をもとに、「やりたいことがない」人がやっておくべき、たった1つのことについて解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)
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「やりたいこと」を聞かれたとき、あなたはどう答えますか?
「やりたいこと」を聞かれて、あなたはどう思うだろうか?
即答できる人もいるかもしれない。
だが、大半は答えに悩んでしまうはずだ。
「形だけの自己分析」では、何も見つからない
大学3年生のとき、私はぼんやりと、大学を卒業したらフリーターになるか、海外に行こうと考えていた。
やりたいことが、特になかったからだ。
それを友人の母親に言ったら「就職しろ」と怒られたので、「なんとかして働かないといけない」と焦ったのを覚えている。
でも、いくら形だけの自己分析をして就活に挑んでも、自分が本当にやりたいことはわからなかった。
「やりたいこと」がわからないとき、どうすべきなのだろうか。
「やりたいことがない」人がやっておくべき、たった1つのこと
『小学生でもできる言語化』の中には、「やりたいこと」を見つける方法について書かれたページがある。
自分が喜びを感じることや得意なこと、好きなことなど、自分という人間の中心にあるもの(コア・核)は何なのか、そのコアにもとづいてどんなことがしたいのか、そのために、これからどうしていくべきなのか……これらを言語化しておくことで、自分自身の未来をつくれるようになります。
たとえば、将来の仕事を考えるとき、自分のコアが「人を応援することに喜びを感じる」や「数字を扱うのが得意」「生き物のお世話をするのが好き」などだと分かっていれば、それに当てはまるもの(いくつかあるときは全部に当てはまるもの)を探すことで自分にとっての理想的な仕事を見つけることが可能になります。
また、その仕事につくのが簡単ではないときも、「じゃあ、実現するためにはどうしたらいいのか」を言語化して行動にうつしていくことで、実現する可能性を上げられます。
さらに、言語化した自分のコアは、判断を迷ったようなときに立ち返る場所にもなってくれます。
「この試練に挑むのは大変そうだけど、自分のコアと合致しているから挑戦すべきだ」「これは自分のコアとはズレているからやらなくてよさそう」というように判断がしやすくなるわけですね。
ちなみに、ぼくが「小説家」ではなく「ショートショート作家」として活動をしているのも、言語化しているいくつかの自分のコアや、やりたいことにもとづいています。
やりたいことが見つからないのは、何もないからではない。
まだ、自分のコアを言語化していないだけだ。
やりたいことは、必ず自分の内側から見えてくるものなのである。
(本記事は、田丸雅智著『小学生でもできる言語化』をもとに作成しました。)









