中身のない「ニセ物」を排除する“魔法のフィルター”
大学時代からアニメや声優が好きな“典型的なモテないオタクの理系男子”が、入社した会社でボーナスを貯めた300万円を元手に株式投資をスタート。元手300万円を2年で10倍の3000万円に増やした。さらにその3000万円を1年で5000万円に増やした。結局、しっかりとリスク管理をしながらわずか5年で働きながら資産1億円を突破! その間、月々の給料は日々の生活費やアニメグッズ、声優の推し活に使い、株式投資への資金追加はまったくのゼロ。それでも現在までに、資産3億円超に増やしている。さらに資産を拡大中だ。ズブの素人でも一つずつ階段をのぼりながら、比較的短期間でお金の不安を解消する投資法を初の著書『5年で1億貯める株式投資 給料に手をつけず爆速でお金を増やす4つの投資法』で徹底指南!
イラスト:ひらのんさ
資産が勝手に増えていく「魔法の数字」
ROE(自己資本利益率)10%ということは、資本が毎年10%増えていくことと同じです。この例でいえば、次の年には当期純利益1億円が1億1000万円に、資本10億円が11億円に増えるのです。
株価上昇と増配の「ダブルリターン」
そうなれば株価も上がり、増配しやすくなります。つまりROEが高い企業は、「長期的にリターンが大きくなる可能性が高い」といえるのです。
「新高値」×「高ROE」の最強スクリーニング
そこで、「新高値」で銘柄をスクリーニングしたうえで、さらに「売上高10%増、利益20%増」という従来のポイントに「ROE10%以上」というポイントも加えて、投資対象銘柄を厳選して精度を高めました。
【解説】「複利」というエンジンの性能を見極める
ROEは単なる指標ではなく、企業の中に組み込まれた「複利エンジンの性能」を表しています。銀行にお金を預けても金利は0.1%程度ですが、ROE10%の企業に投資するということは、理論上、その企業の純資産が年利10%で複利成長していくオーナーになることと同義です。
しかも、この「10%」という基準をクリアし、かつ「売上・利益」もしっかり伸びている企業は、ただ運良く利益が出たのではなく、ビジネスモデルそのものが秀逸である可能性が高いのです。
「偽物の新高値」を排除するフィルター機能
「新高値」は魅力的なシグナルですが、中には仕手株のような「中身のない急騰」も含まれています。そこに飛びつくと、急落に巻き込まれるリスクがあります。
しかし、ここに「ROE10%以上」「利益20%増」という厳しい条件を加えることで、単なる人気投票で上がっているだけの「偽物」を徹底的に排除できます。
「株価が上がっている(市場の評価)」かつ「中身もともなっている(実力)」。この2つが揃った銘柄だけを残す作業こそが、勝率を劇的に高める「精度の向上」の正体です。
少数精鋭こそが個人投資家の勝ち筋
この条件でスクリーニングをかけると、何千とある上場企業の中から、候補はごくわずかに絞られるはずです。投資対象は「厳選されたエリート」だけで十分なのです。
「なんとなく良さそう」ではなく、「数字という裏付けのある自信」を持ってエントリーできる。この心理的な余裕こそが、握力を強め、大きな利益を掴むための鍵となります。
※本稿は『5年で1億貯める株式投資 給料に手をつけず爆速でお金を増やす4つの投資法』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。










