楳図かずおの代表作の1つとして知られる『おろち』。楳図が「生涯で最も仕事をした時期」と語る1968年から1969年の間に生み出されたこの作品は、実は隠されたテーマがあるのだという。生前の楳図自身が読売新聞記者に語った、『おろち』に込めたメッセージとは。※本稿は、楳図かずお、石田汗太(聞き手)『わたしは楳図かずお-マンガから芸術へ』(中央公論新社)の一部を抜粋・編集したものです。

続きを読む