高市早苗自民党新総裁がかかげる経済政策「サナエノミクス」は三つの柱で整理できるが、その一つ「政府が責任を持つ金融政策」は、中央銀行の独立性を脅かしかねない。しかし、この点を掘り下げた時に見えてくる風景は植田日銀は「政策姿勢を変える必要なし」というものだ。次の利上げは2025年12月への前倒しの可能性も残るが、26年1月が有力だ。

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