新刊『HACK』(幻冬舎)では、暗号資産で得た利益への課税を逃れて東南アジアで暮らすハッカーの若者を主人公に、クリプト(暗号資産)を使ったマネーロンダリングや、ミャンマーを拠点とする国際詐欺グループ、北朝鮮のハッカー集団の暗躍などを描いた。そこで今回は、この小説の参考文献から背景となった実際の事件・出来事を紹介したい。

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