多くの人が行き交う渋谷スクランブル交差点Photo:PIXTA

渋谷は「若者の街」、巣鴨は「高齢者の街」、秋葉原は「オタクの街」…そうしたイメージは、今も正しいのだろうか?来街者データを分析すると、従来の印象とは違う実像が浮かび上がる。※本稿は、インテージ『なぜ日本人は、それを選ぶのか?データで読み解く時間とお金の使い方』(朝日新聞出版)の一部を抜粋・編集したものです。

渋谷は今も変わらず
若者の街のように見えるが…

 渋谷駅周辺といえば、東急東横線の駅移設による副都心線との直通運転開始を皮切りに、東京メトロ銀座線・JR埼京線のプラットホーム移設など、東急電鉄・JR東日本・東京メトロの3社合同で大型再開発が進行している真っ只中であり、2030年を目標にさらに利便性・回遊性が高く集客力のあるビッグターミナルに進化しようとしています。

 また、ヒカリエ・スクランブルスクエアなどの高層ビル群にはショッピング施設だけでなく高級レストランやアートスペースなど大人向けの施設を誘致、IT企業・スタートアップ企業の拠点も増えており、若年層だけでなく30代以上のミドル層のニーズにも応えられる“ビジネス・観光・文化の複合都市”に変容しつつあります。

 では実際に、渋谷を訪れている人々のプロファイルを詳細属性データ(編集部注/ドコモ会員をベースとしたData Management Platformに収録されているアンケート回答属性データと、街のイメージを組み合わせることにより、職業、年収、家族構成のようなデモグラフィックス特性や、興味・関心、趣味、価値観などのサイコグラフィックス特性など、各エリア滞在者の属性を推計したもの)で覗いてみることにしましょう。