かつて地上波テレビの花形だった時代劇。だが、いつしか「オワコン」と呼ばれ、私たちの前から姿を消した。しかし、その灯は消えていなかった。舞台をCSなどの有料放送に移し、今や「時代劇専門チャンネル」は視聴可能世帯数約683万(2025年8月末時点)を突破、月間視聴率も日本一をキープするほどの人気を博している。この奇跡の復活劇を率いるのが、日本映画放送の宮川朋之社長だ。数々のヒット作を手掛けてきた名プロデューサーは、ビジネスにおける「できる人」をどのように見極めているのか。

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