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小倉健一
習近平の甘い言葉に乗った「インドネシア高速鉄道」の末路…日本と組んだ「台湾高速鉄道」と明暗を分けた決定的な違い〈2026上期6位〉
中国主導で2023年10月に開業したジャカルタ―バンドンを結ぶインドネシア高速鉄道(Whoosh)と、2007年から日本の新幹線技術を中核に運行を続ける台湾高速鉄道(THSR、通称・台湾新幹線)は、対照的な軌跡をたどっている。その決定的な違いは日中の根本的な思想の違いにあるという――。

「運」がいいとは、どういうことか。人生で重要なのか。運がよくなるためには何をすればいいのか。経営の神様と呼ばれる京セラ創業者の稲盛和夫氏が語った「運」をよくする方法とは?

「素人だから」「経験がないから」という理由で何かを最初からあきらめる人は多いだろう。しかし、経営の神様・稲盛和夫氏は、技術も実績もない素人が成功するためにはたった一つの要素が必要だと言っている。素人が成功者になるためのたった一つの条件とは何か。

吉野家で注文するのが、恥ずかしいという人はいるだろうか。今多くの牛丼チェーンで普及しているタブレットによる注文には、客自身も気づきにくい、隠れた秘密があった。

「有名だから売れる」は、経営者が陥りやすい危険な錯覚だ。いくら知られた商品でも客の目に入らなくなると売り上げは急落する。セブン-イレブン・ジャパン創業者の鈴木敏文氏は、そのメカニズムを「爆発点」という言葉で表現した。誰もが不安視したセブン銀行は成功した一方、マクドナルドやローソンの戦略はうまくいかなかったのはなぜか。企業の明暗を分けた判断とは。

スズキを世界的な自動車メーカーに育てた鈴木修氏は、徹底した「ケチ」で知られていた。しかし、鈴木氏本人は、自身の度を越したケチっぷりを恥じるどころか誇りにしていたようである。軽自動車という小さな市場で勝ち抜き、インドという巨大市場でも成功を収めることができた理由は、彼の哲学にある。

スーパーに行った方がモノが安いのに、セブン-イレブンに行って買ってしまうことがある。その理由は、ある研究によって明らかになっている。ただ、筆者は、かつてのセブン-イレブンの魅力は、ディスカウントストアのドン・キホーテの方が優ってきていると感じている。

JAL再建を担った稲盛和夫氏の興味深いエピソードを聞いた。そこまで細かくならなくても…とも思ってしまいそうな逸話なのだが、そこには数字と誠実に向き合う姿勢が見え、「経営の神様」と言われる所以が詰まっているようだ。

「一発で信頼を失う」リーダーの“最悪の行動”とは?【日高屋会長が教える】
首都圏を中心に約470店舗を展開するハイデイ日高。2026年2月期通期決算では、売り上げ・利益ともに過去最高を更新するなど絶好調だ。5坪のラーメン店からスタートし、多くの従業員を抱える上場企業へと成長させる過程で、神田会長は「これだけはやってはいけない」というリーダーの行動を数多く目の当たりにしてきた。部下は、上司の「能力」ではなく「人間性」を見ている。組織を腐らせ、優秀な人材を流出させる「最悪の行動」とは何か。

この写真、何かがおかしい…サイゼリヤ「人気メニュー」の異変、あなたは気づけますか?
サイゼリヤの人気メニュー、「フォッカチオ」と「カルボナーラ」の写真。でも、この写真、何かが変なような……。あなたはこの写真の「違和感」に気づけますか?

「ラーメン」という言葉には、ある種の魔力が宿っている。多くの店主が人生を捧げ、「究極の一杯」のために寝食を忘れ、スープと麺に「こだわり」を詰め込む。それはもはや、商売を超えた「道」や「芸術」に近いだろう。しかし、首都圏を中心に470店舗以上を展開するハイデイ日高の創業者である神田正会長の哲学は、一見すると謙虚、あるいは消極的にも聞こえる「10人中6人が美味しいと思ってくれればいい」というものだ。なぜ「10人中10人が美味しいという味」を目指さないのか。この「ラーメンの神様」らしくない異端のスタンスこそが、実は「中華そば420円」という圧倒的な低価格と、470店を超える巨大チェーンを支える、最も合理的で強靭な「経営戦略」そのものだった。

中東情勢の悪化によるインク原料不足の影響を受けて、カルビーが「ポテトチップス」などのパッケージを白黒化すると発表し、衝撃が広がっている。なぜ早々に商品の見栄えを捨てるという決断ができたのか。社名に込められた意味を考えると納得できるだろう。

Netflixで独占配信されているドラマ『地獄に堕ちるわよ』のモデル・細木数子氏が再注目されている。占いの的中率は決して高くなかったにもかかわらず、彼女は絶大な人気を得た。細木氏は2000年代の迷える大衆に何を与えたのか。巧みな話術や心理効果、そして「大殺界」という強力な概念を手がかりに、社会現象となった理由を読み解く。

戦後最大のエネルギー危機に直面するいま、企業は守りに徹するべきか、それとも変革に踏み出すべきか――。こうした問いに対し、19世紀の石油王・ロックフェラーの思考は示唆に富んでいる。彼から学べる現代の危機を突破するための考え方とは何か。

米中対立が激化し、台湾有事の足音が現実のものとして迫る中、西側諸国の足並みは決して揃っていない。「経済的結びつきが強すぎる」「戦争だけは絶対に避けなければならない」。こうした平和主義の裏側に、人類を永遠の隷属へと導く恐るべき罠が仕掛けられているとしたらどうだろうか。シリコンバレーの頂点に君臨する稀代の投資家にして思想家、ピーター・ティール氏は、現代社会が抱く「歪んだ危機感」を鋭く解剖し、中国という全体主義国家との間に横たわる「不当な平和」の正体を暴き出す。※本稿は、3月6日行われた「ピーター・ティール氏 特別講演」電通ジャパン、電通総研 経済安全保障研究センター主催講演の抜粋に解説を加えたものです。

AIがもたらす未来は、制御不能なテクノロジーによる「人類滅亡」か、それともそれを未然に防ぐという大義名分のもとに築かれる「世界政府による徹底監視社会」か。我々はこのディストピアへのカウントダウンを止める術を持たないのだろうか。

稲盛和夫という稀代の経営者が、吉野家の牛丼を好んで口にしていた事実は、多くの人々に意外な印象を与える。京セラを創業し、KDDIを巨大企業へと育て上げ、また日本航空の再建を成し遂げた人物が、1杯数百円という庶民の味に何を求めていたのか。経営の神様と呼ばれた実業家が、なぜ飾らない牛丼を愛したのか。

その手があったか!「高市首相は靖国神社に参拝できる」飯島勲内閣参与が断言《中韓も納得する》たった1つの方法
小泉政権を5年5カ月支え続けた飯島勲内閣参与が、混迷を極める「靖国参拝」の歴史的真実を語り尽くした。なぜ小泉元総理は批判を浴びながらも毎年参拝し続けたのか。 総理就任前の公約とは裏腹に、中韓や連立相手への配慮から参拝を見送った高市総理の現状についても言及。指導者が堂々と参拝することの意義と、外交努力の不足について鋭く切り込んだ。ジャーナリストの小倉健一氏が聞いた。

世界中が生成AIの熱狂に包まれ、巨大IT企業は天文学的な資金を投じて「次世代の知能」の開発にしのぎを削っている。人々はAIが我々の仕事をどう奪い、生活をどう便利にするのかという技術的な未来予測に血眼になっている。しかし、シリコンバレーの頂点に君臨する「伝説の起業家」ピーター・ティール氏の視座は、我々の想像を遥かに超えた次元にあった。

1970年代以降、人類の物理的な進歩は停止し、情報空間という狭い世界への逃避が続いている。第1回で語られたピーター・ティール氏の冷徹な事実認識は、テクノロジーの恩恵を無邪気に信じる我々に重い問いを突きつけた。では、この物理世界の停滞は、我々の現実の経済や社会にどのような影響を及ぼしているのか。シリコンバレーが振りまく楽観論のウソを暴き、AIブームの背後にひた隠しにされている「日米の巨額債務」という時限爆弾、そしてAI革命がもたらす「本当の経済的規模」について、稀代の思想家が口を開く。(取材・構成/小倉健一)※本稿は、3月6日行われた「ピーター・ティール氏 特別講演」電通ジャパン、電通総研 経済安全保障研究センター主催講演の抜粋に解説を加えたものです。
