小倉健一
目の前の人が「仕事ができる人」か「仕事ができない人」か、一発でバレる“たった1つの質問”
かつて地上波テレビの花形だった時代劇。だが、いつしか「オワコン」と呼ばれ、私たちの前から姿を消した。しかし、その灯は消えていなかった。舞台をCSなどの有料放送に移し、今や「時代劇専門チャンネル」は視聴可能世帯数約683万(2025年8月末時点)を突破、月間視聴率も日本一をキープするほどの人気を博している。この奇跡の復活劇を率いるのが、日本映画放送の宮川朋之社長だ。数々のヒット作を手掛けてきた名プロデューサーは、ビジネスにおける「できる人」をどのように見極めているのか。

地上波のゴールデンタイムから消えたが…有料放送で視聴率日本一を獲得し続ける「懐かしいコンテンツ」とは?
2011年、『水戸黄門』のレギュラー終了と共に、民放の地上波からゴールデンタイムの時代劇枠は姿を消した。若者向けのバラエティー番組が全盛となり、時代劇は完全に「オワコン(終わったコンテンツ)」になった――誰もがそう思っていた。しかし、その10年後、時代劇はCS放送「時代劇専門チャンネル」という舞台で、視聴可能世帯数約683万(2025年8月末時点)、月間視聴率日本一という驚異的な復活を遂げていた。なぜ、下火となったはずの時代劇が、これほどの熱狂を生んでいるのか。その仕掛け人である日本映画放送株式会社社長・宮川朋之氏に、逆転劇の裏側にある戦略を聞いた。

ユニクロを育て上げたファーストリテイリングの柳井正会長は「独裁的」などと評価され批判されることがある。たしかにさまざまな資料を見ると、強いリーダーシップゆえに周囲との衝突があったように思われるが、創業期から現在にかけて、そのスタイルは変わっている。

株式投資を始めると、どこの企業を選べばのか日々のチャートやニュースのチェックに忙しくなるだろう。しかし、英国の歴史ある投資会社がサイバーエージェントに投資しつづけてきたワケを知ると、別の視点で企業を見つめることも大事だとわかる。

ユニクロを世界的なアパレルブランドへ育て上げた、ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長。かつて柳井氏にインタビューした際に「職場のお悩み」をぶつけたところ、思いもよらぬ厳しいアドバイスが返ってきたことがある。柳井氏がカチンときたNGワードとは?

日本のプロ野球やアメリカのメジャーリーグでは祝勝のため「ビールかけ」や「シャンパンファイト」を行う。これに対して「無駄遣いだ」と思う人もいるが、実はパフォーマンスを上げるためにもやった方がいいのだ。

23年4月に逝去した「ムツゴロウさん」こと畑正憲氏はかつて、離乳期のヒグマのメスを娘として育てると誓い、人間とヒグマの共存に挑戦した。そして、その記録を小説に書き記しているのだが、その顛末は衝撃的なものだった。

管理職になってリーダーシップを発揮しなければいけない場面、部下の指導をしなければいけない場面で、どう振る舞えばいいのかわからない人も多いだろう。さまざまな処世術が世の中あふれているが、稲盛和夫がリーダーに必要なのは、何よりも人格なのだという。では「人格」を身につけることはできるのだろうか。

トヨタ自動車の会長・豊田章男氏は芸能ニュースにもアンテナを張っているらしい。トヨタ自動車ほどの世界的大企業の経営トップが、出会う人たちの心をつかむ理由はそんなところにもあるのではないか。彼のそばにいた人たちによるエピソードを見ていくと、意外な能力が見えてくる。

マックにコメダも参戦!「たかが卵」じゃない、「月見バーガー」が愛される4つの理由
近年、企業にとって従業員の離職は避けて通れない問題だ。引き止めるのか、それとも快く送り出すのか――反応はさまざまだろうが、経営の神様・稲盛和夫の反応は強烈だった。

近年、企業にとって従業員の離職は避けて通れない問題だ。引き止めるのか、それとも快く送り出すのか――反応はさまざまだろうが、経営の神様・稲盛和夫の反応は強烈だった。

大衆酒場「庄や」を展開する大庄の勢いが衰えつつある。グループ全体の店舗数はこの6年でほぼ半減し、他の低価格チェーン居酒屋が台頭し、存在感を示せていない。しかし、「美味しくなくなった」というわけでもなさそうだ。実際、店に行ってみた上で、データを見ると、味はおいしいけど失敗する飲食店の特徴が見えてきた。

2025年初頭、日本を代表する牛丼チェーンすき家で異物混入事件が発生し、社会に大きな衝撃を与えた。最初の事件に対する会社の対応は遅く、会社の信頼を大きく損なった。事件発覚から約2カ月後、会社は全く異なる対応を見せる。全国のほぼ全ての店舗を一時的に閉鎖するという、前代未聞の決断を下したのだ。一連の出来事は、現代の企業が危機にどう向き合うべきか、重要な教訓を示している。

スズキを世界的な自動車メーカーに育てた鈴木修氏は、徹底した「ケチ」で知られていた。しかし、鈴木氏本人は、自身の度を越したケチっぷりを恥じるどころか誇りにしていたようである。軽自動車という小さな市場で勝ち抜き、インドという巨大市場でも成功を収めることができた理由は、彼の哲学にある。

ユニクロの創業者・柳井正氏は「泳げないものは溺れればいい」という言葉を好み、社内の壁に貼っていたという。そんなリーダーについていくのは、さぞ大変だろうが、マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツ氏と共通点があった。

サイゼリヤのメニューを独自に組み合わせ、独創的な一品を創り出す食の探求者たちがいる。サイゼリヤのメニューでも「カスタマイズ」を推奨していて、試してみると意外なメリットがあった。

意見や考えがコロコロ変わる様を指す「朝令暮改」という言葉はネガティブに使われることがほとんどだ。しかし、経営の神様・稲盛和夫氏は「朝令暮改」を前向きに捉えていた。「これが我が社の型だから…」とこだわってしまう人たちに、ぜひ「稲盛流 朝令暮改」を知ってもらいたい。

マジかよ!ローソンで「Mサイズ」のアイスコーヒーを買うと絶対に損するワケ
7月13日に配信した『「うそでしょ…」セブンでLサイズのアイスコーヒーを買うと絶対に損するワケ』の反響がいい。セブン-イレブンのアイスコーヒーはラージサイズはレギュラーサイズよりコスパが悪いという検証を行ったのだ。そこで、今回は、ローソンとファミリーマートのアイスコーヒーも比べてみる。

鬼平がすごすぎる!「管理職に不向きな人」が気付かない、デキるリーダーになれる“たった一つのこと”【松本幸四郎】
経歴も価値観も異なる、いわゆる「クセのある部下」たち。彼らの能力をいかに引き出し、チームの力に変えるか。これは、現代のリーダーが直面するダイバーシティーマネジメントの核心的な課題である。「鬼平犯科帳」で松本幸四郎演じる長谷川平蔵が率いるチームは、まさにそのモデルケースだ。元盗賊の密偵から与力・同心まで、多種多様な人材が彼のもとで躍動する。松本幸四郎が語る平蔵の組織術は、驚くほどシンプルだった。

店の実態も何も知らずに「名代 富士そば」と聞いたら、どういうイメージを持つだろうか?「名代」と聞くと、格式高いイメージを持つ人もいるのではないか。店の名前は消費者に絶大な影響を与えるというが、筆者は学生時代に店名による「奇跡」を経験したことがある。今回は、店名と経営の深い関係を伝えたい。
