日本市場でも世界市場でも、株価収益率(PER)の高まりをバブルの兆候と捉え、警鐘を鳴らす専門家が後を絶たない。しかし、米著名投資家ケン・フィッシャー氏は、そうした懸念を一刀両断する。今、あちこちで指摘される「PER悲観論」が、投資家にとってむしろ歓迎すべき朗報であるかを、市場の「不安の壁」を味方につけ、強気相場を乗りこなすための逆転の発想として提示する。

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