オノ・ヨーコさんオノ・ヨーコさん Photo:Kevin Mazur/gettyimages

眞子さんや佳子さまをはじめ
多くの女性皇族が進学

 東京都新宿区に所在し、中高一貫教育の私立校だ。華族女学校を前身とするが、戦前から皇族・華族以外の一般家庭の子女も在籍しており、いわゆる「良家のお嬢さん」が現在でも多い。

 1869年から戦後の1947年まで、日本には華族制度があった。皇族・華族子女のための官立(国立)の教育機関として華族女学校が1885年に創立された。その後、学習院女学部―女子学習院と変わり、戦後の学制改革で、私立の学習院女子中・高等科になった。男子が学ぶ学習院は、1877年にスタートしている。

 貞明皇后(大正天皇の皇后)、香淳皇后(昭和天皇の皇后)はじめ明治時代から多くの女性皇族、華族は華族女学校・女子学習院に通学した。戦後も、ほとんどの皇族が学習院女子中・高等科から学習院大に進学している。

 ただし、旧華族の出身ではない上皇后美智子さまは聖心女子学院中・高等科(東京・私立)―聖心女子大卒、また皇后雅子さまは田園調布雙葉高校(東京・私立)から米ベルモントハイスクールに留学し、米ハーバード大を卒業している。

 彬子(あきこ)女王は、2025年9月30日から三笠宮家当主になった。寛仁親王と同妃信子さまの第一王女で、第126代・今上天皇(徳仁)の再従妹(はとこ)にあたる。彬子女王は、幼稚園から大学まで学習院で、2010年に英オックスフォード大大学院博士課程を修了して、博士号を取得した。

 学習院大学に進学しなかった例としては、元皇族の眞子内親王(秋篠宮文仁親王と同妃紀子さまの第一女子)・現小室眞子さんが、学習院初等科―女子高等科卒後に、国際基督教大学に進学した。また妹の佳子内親王は、学習院初等科―女子高等科を経て学習院大に入学したものの、2年生夏に国際基督教大に転学した。

 眞子さん、佳子さまの弟で、皇位継承順位第2位の悠仁(ひさひと)親王(天皇のおい)は、お茶の水女子大附属幼稚園―同小学校―同中学校―筑波大附属高校―筑波大生命環境学群生物学類に進学(25年4月入学)した。学習院とは一切、かかわりのないコースを歩んできている。