小学生の頃にメニエールを発症し、突然「聞こえない側」の世界に足を踏み入れた著者。友人の輪に入れず思い詰めていたが、同じ難聴者との出会いが価値観を変えていく。社会に出てからも失敗や誤解は続くが、それでも一つひとつ向き合いながら、彼女は自分の居場所を組織の中に築いていく。※本稿は、全難聴理事長の宿谷辰夫編、全難聴副理事長兼事務局長の宇田川芳江編『難聴を生きる 音から隔てられて』(岩波書店)のうち、当事者の内悧氏による執筆パートを編集したものです。

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