82歳で脳梗塞(こうそく)を患い、後遺症を抱えながら晩年を過ごした石原慎太郎。息子である石原良純は、兄弟や家族、スタッフと役割を分担しながら、父の介護を担う“事務長”役を引き受けていく。怒鳴り声に振り回され、衝突を繰り返しながらも続いた日常。そして余命を告げられた日の、忘れがたい会話。介護を通して見えてきたのは、石原家という家族のかたちと、最期まで変わらなかった父の生き様だった。※本稿は、政治ジャーナリストの石原伸晃、タレントで気象予報士の石原良純、政治家の石原宏高、美術家の石原延啓による著書『石原家の兄弟』(新潮社)の一部を抜粋・編集したものです。

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