ダイヤモンド編集部の独自調査で、全国に約500組織ある農協の有価証券の含み損が合計6000億円超に膨らんでいることが分かった。時価が下落した債券の“損切り”に追い込まれ、赤字に転落する農協が増え始めている。埼玉県には、債券運用の失敗によって財務が毀損しかねない“危険水域”にある農協が、全都道府県中で最多の九つもあることが判明した。本稿では、債券の売却損を計上することで、巨額損失に陥る可能性が高まっている農協の実態を明らかにする。

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