ゼネコン大手各社の採算が劇的に改善している。資材高や人件費高騰の逆風の中でも追加工事の獲得や価格転嫁が進み、価格決定力が発注者側からゼネコン側に移る構造変化が起きた。各社は業績予想を相次いで上方修正している。だが、もうかっている会社でも、世代別の取り分は均等ではない。今回は大林組、大成建設、清水建設、鹿島を取り上げる。4社の中で、世代間の「年収格差」はどうなっているのか。過去20年間の推移を10年刻みにして、5世代別の平均年収と主要100社内のランクを独自試算した。その結果、大林だけが現役世代で「勝ち組」「負け組」がくっきり分かれる異変が起きた。

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