NISAでは「オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)」ブームが続いているが、実はオルカンは全世界への投資をうたっているものの、米国株に偏りのある商品。つまり、そこそこリスクは高い。株式市場の乱高下が続く昨今、不安を感じている人には「バランス型」の投資信託のほうがおススメだ。そこで、以下ではバランス型の特徴をわかりやすく解説! 初心者でも買いやすいプロ注目の投資信託も紹介するので、投資の参考にしてほしい!(ダイヤモンド・ザイ編集部)
バランス型ならプロにおまかせで分散ができる!
守りの運用や効率的な投資がしたい人に最適
投資ではリターン(利益)ばかりに目が行きがちだが、リスクを意識することも大切。NISAの運用でも、大きな利益を得るよりリスクを抑えることを重視したい人もいるだろう。そこで、おススメなのが「バランス型」の投資信託(以下、投信)だ。
バランス型は、国内外の株式や債券、さらに金(ゴールド)などを組み合わせた投信。株式型の投信より値動きが穏やかで、低リスクなことが特徴だ。
具体的に、バランス型投信を活用する方法を見ていこう。まず、現在の年齢が50~60代などで、今後の投資期間を長く取れない人や、すでにある程度まとまった資金がある人は、運用資産をバランス型に移すといいだろう。
「株式100%の投信の場合、市場で大きなショックがあると取り返すのに時間がかかります。値下がりを抑えることを目指すなら、一部はバランス型を持つのも有効です」(SBI証券シニア・ファンドアナリストの川上雅人さん)
一方、運用期間は長くとれるものの、現時点でオルカンやS&P500のインデックス型投信1本しか買っていないような人は、それらに足りない部分を補うためにバランス型投信が役立つ。運用成績の安定化とともに、利益の拡大も狙えるだろう。さらに、投資初心者で株式100%の投信は怖いという人の“最初の1本”としても、バランス型はおススメだ。
ただ、一口にバランス型といっても非常に多くの投信がある。「純資産がある程度大きい、つまり人気の投信の中から絞り込むといい」(松井証券シニアファンドアナリストの海老澤界さん)。その上で“自分に合う”ものを選ぶことが大切だ。
バランス型の資産配分は投信によってバラバラで、株式比率が高いものもあれば、債券比率が高いものもあり、組み合わせ方でリスクとリターンの水準が大きく変わる。
リスクに見合ったリターンが得られるかも要チェック。同じような投資先の配分でも、投信ごとに成績には差がある。比較する場合は「シャープレシオ(リスクに対してどれだけ効率的にリターンを得たか示す指標。一般に1.0以上だと優良)」を目安にしてほしい。
次のページでは、リスクを抑えた運用ができる、プロ厳選のバランス型投信を紹介しよう。









