「長いお勤め、ご苦労さまでした」――ねぎらいの言葉に包まれながら、口座に振り込まれた退職金を確認する。生涯で初めて目にする大きな数字。その瞬間、多くの人は冷静な判断力を失う。2200万円のうち、銀行に勧められるまま投資信託や保険などの金融商品に1000万円を契約してしまった60歳男性の例もある。老後資金で本当に怖いのは損失ではなく、“判断のゆらぎ”だ。多くの家計を立て直してきた筆者が、退職金を守る鉄則を解説する。※本稿は、ファイナンシャルプランナーの横山光昭『定年後のお金が心配になったら 知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社)の一部を抜粋・編集したものです。

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