
横山光昭
老後が不安…1000万円を死守する夫vs娘の学費に全振りする妻、深刻対立をどう乗り越える?
「教育費のためにあなたの社内預金を少し回してほしい」「そんなことをしたら老後の備えが足りなくなる」家計相談の現場で、夫婦が面談中に言い合いになってしまうことは珍しくありません。財布を完全に分けて生活するDさんご夫妻も、お金の価値観の違いに悩む典型例でした。相続資金1300万円を教育費に投じる妻と、1000万円の社内預金を死守する夫。このままでは老後資金が足りなくなるのに、互いの主張は平行線のまま……価値観の違いを乗り越える方法はあるのでしょうか?

「手取り45万円・支出38万円」なのに貯金なし…50代夫婦が“隠れ貧乏”から抜け出せない本当のワケ
「投資をしたほうがいいでしょうか」と相談にやってきた55歳女性。夫と二人暮らしの家計は、よく聞くと「毎月7万円の黒字なのに貯金が50万円しかない。お金が貯まらない」というのです。話をよく聞いてみると、10年前のある出来事が尾を引いて、お金が貯まらない行動を繰り返していました。一見健全な家計に潜む「隠れ貧乏」の実態と、投資よりも先に解決すべき根本問題とは?

「もう限界…」52歳夫のクレカ借金400万円に気づいた妻の“涙の決断”とは?
「ちょっとお金が足りない」という時に、クレジットカードのキャッシングやカードローンといった形でお金を借りることがあります。借りた時には少額と思っていても、回数を重ねたり利息がついたりして気づけば返済総額が大きくなっていた……というケースは珍しくありません。定年まであと7年、子どもはまだ3歳という52歳男性が抱えていた借金は気付けば400万円近く。思いがけない家計の危機に、妻が下した決断は……?

「そりゃ赤字になるわ…」手取り48万円夫婦の家計を調べてわかった、赤字5万円の「意外な真犯人」
「家計が全然ダメで、お金が貯まらないんです」と相談にやってきた夫婦。「妻は家計簿をつけられないし支出も把握できていない」という夫に、妻は横で申し訳なさそうにしています。手取りで毎月48万円の収入があるのに、なぜ赤字になってしまうのか。FPが詳しく調べていくと、原因は意外なところにありました。

「これ以上、節約しないで!」貯蓄1500万円の45歳男性をFPが必死に止めたワケ
20代の頃から毎月コツコツと貯金を積み立て、さらに銀行の勧めで投資を始めた45歳の一人暮らし男性。「iDeCoとNISAをやっているが、自分の利益は少ないのでは?もっと生活費を減らすべき?」と相談にやってきた男性に対する筆者のアドバイスは「これ以上節約しないで!」でした。生活費を削るよりも、男性に“今すぐ始めてほしいこと”とは?

月10万円の副業収入でも破綻寸前?32歳の共働き女性がハマった落とし穴
「時短勤務ではお金が足りない。このままでは破綻する……」。4歳の子どもを育てながら会社員として働く32歳の女性は、将来への不安から副業を始めることにしました。動画編集のスキルを磨き、月収が順調に伸びていった彼女を待ち受けていた思いがけない落とし穴とは?副業と税金、そしてクレジットカードの怖い関係を解説します。

貯金1000万円、40代の公務員夫婦が「他に節税できる所はないですか?」→専門家の答えが、ぐうの音も出ない正論だった!
新しい年を迎え、改めて長期的に家計について考えている方もいらっしゃるのでは。投資、節約、保険……資産形成の方法はいろいろですが、今回ご紹介するのは「今後の収入が分かっているので、節税に努めたい」という40代のご夫婦。毎月9万円貯金しているのに、なかなか資産が増えない理由とは?

「年収800万円以上の人」はお金が貯まらないシンプルな理由
収入の高い人のほうが貯金はたやすいと思われがち。しかし、外食や自分へのご褒美に簡単に財布の紐が緩んだり、「いつでも稼げるし」という過信のもと、教育費に住居費、被服費と、高水準の生活レベルから抜け出せなくなり、赤字に陥っているケースも少なくないようだ。実は高収入の人ほど貯められない、その現実とは。※本稿は、横山光昭『お金を貯められる人のすごい習慣 貯められる人、貯められない人の共通点』(ぱる出版)の一部を抜粋・編集したものです。

年末年始のセールで「得をする人」と「損をする人」のたった1つの違い
セールで定価より安く買えたと満足し、ネット通販の「○○マラソン」が始まればポイント還元を得るために本当に必要かどうかもわからないものをとりあえずポチる……それらはすべて、お金を貯められない人が陥りがちな「お金が逃げていく行動」だ。衝動買いする前に、まずはひと呼吸置く習慣を身につけよう。※本稿は、横山光昭『お金を貯められる人のすごい習慣 貯められる人、貯められない人の共通点』(ぱる出版)の一部を抜粋・編集したものです。

「お金が貯まらない家」の食卓には必ずある「食費のムダ」の原因とは?
「節約のために自炊をすべき」「食材は大入りの方が1個あたりの値段がお得」……そんな世間の常識にとらわれて買い物や料理に励むも、うまく使い切れずに食材をムダにしてしまっていないだろうか?家計再生コンサルタントが、背伸びしない食費節約の視点を伝授する。※本稿は、横山光昭『お金を貯められる人のすごい習慣 貯められる人、貯められない人の共通点』(ぱる出版)の一部を抜粋・編集したものです。

高校2年生の娘が「月10万円」の浪費!父親がようやく白状した「言えないお金の使い道」
働き方改革や、部署異動、転職などで毎月の収入が減ったというご家庭は多いと思います。収入を増やす手立てがない場合、そのままの生活を続けたら赤字になってしまいます。家計を圧迫するような「良くない習慣」を断ち切り、新しい収入に合わせた暮らしに変えていくことが大事なのですが、思いがけないことが原因でうまくいかないこともあるのです。

夫が優しすぎてお金が貯まらない?「節約できない妻」へのFPのアドバイスとは
ファイナンシャル・プランナー(FP)はお金のプロ。家計のことや保険、資産形成などについて相談したい、教えてほしいという方は多いと思います。最近は「FPに無料相談」をうたうところも増えていますが、同じFPとして「注意して!」と言いたくなるケースも増えているのです。今回は実際に、住宅、保険、投資をそれぞれFPに無料相談してきた人のケースを紹介します。

FPの無料相談?お得じゃん!スタンプラリーみたいに「無料相談めぐり」した人がハマった落とし穴
ファイナンシャル・プランナー(FP)はお金のプロ。家計のことや保険、資産形成などについて相談したい、教えてほしいという方は多いと思います。最近は「FPに無料相談」をうたうところも増えていますが、同じFPとして「注意して!」と言いたくなるケースも増えているのです。今回は実際に、住宅、保険、投資をそれぞれFPに無料相談してきた人のケースを紹介します。

株価暴落に慌てて大失敗!NISA初心者の57歳が「後悔した行動」とは?
新NISAの仕組みを利用して、今年から投資を始めたという方は多いと思います。8月の株価急落とその後の乱高下は、投資ビギナーにとっては初めて体験する事態で、非常に不安だったのではないでしょうか。先日、筆者のところに相談に来たJさんもそんな一人。8月上旬、株価の急落を見て焦ったJさんが取ってしまった行動とは……。

定年間近のマイホーム購入で「老後破綻」まっしぐら!貯金7000万円、退職金4000万円でも足りないワケ
社宅住まいだったため、定年退職までに家を買おうと計画しているTさん。貯金は7000万円ある上、大手企業に勤めており、退職金等で4000万円受け取れるので、1億1000万円の老後資産があります。家を買うくらい大丈夫、と思いきや、シミュレーションの結果は「80歳で資金が枯渇する」。老後に家を買うのは、そんなに難しいことなのでしょうか?

NISA貧乏で家計はクラッシュ寸前!手取り43万円の30代夫婦、何がどうしてこうなった?
世の中にはお金に関する情報があふれています。例えば将来のために資産形成するとして「話題のNISAをやってみよう」「貯蓄型の保険がいい」など、いろいろな情報を聞くととりあえず試してみたくなる、という方は多いのではないでしょうか。しかしお金を増やすために、情報のほかにもう一つ大切なことがあります。それは「順番」です。

住宅ローン3500万円を借りた44歳会社員が4年後…うつ病で5カ月休職→妻の反対を押し切って選んだ「不安すぎる決断」とは?
住宅は高価な買い物。ローンを組む際は、今の経済状況をベースにして返済計画を立てる人がほとんどです。しかし何十年も続く長期ローンの場合、経済状況や家庭の状況が大きく変わってしまうことがあります。病気で働けなくなり「このままではローンが返済できない」と追い込まれたときの選択肢は「無理してがんばる」「家を手放す」の二択しかないのでしょうか?

NISA貧乏まっしぐら!手取り55万円の共働き夫婦「毎月5万円積立」で大ピンチに青ざめたワケ
投資への関心が高まっています。特に、新NISAを始めたいと考えている人の相談が増えています。普通の家庭が資産形成をするためには、まず最初にやらなくてはならないことがあるのですが、新NISAへの期待が高すぎて、無理な投資に走る家庭も……。

資産3500万円なのに私立中の学費が払えない!55歳の会社員はどこで間違えたのか?
日経平均株価が最高値を更新したり、新NISAが話題になったりと、投資に興味を持つ人が増えています。老後に備えて資産を作ろうという人も増えていますが、家計相談で詳しく話を聞いてみると「お金があるのに、ない」という状況の人もいます。どういうことかというと……。

新NISA「そんな面倒なやり方しなくても…」FPがつい止めたくなる危なっかしい人たち
今年の1月から始まった新NISA。日経平均が最高値を更新するなど、株式市場の好調を受けて興味を持つ人が増えており、家計相談の中で新NISAに関する話題になることもしばしばです。ところが最近、「どうしてそんな面倒なことを?」と言いたくなるようなやり方で積立投資をしている人が増えています。相談にくる人たちの話を聞いてみると……。
