センサーサイズや画素数といったスペック競争から距離を置き、撮るという体験そのものの豊かさを問い直す──。フィルムカメラをほうふつとさせるクラシカルな外観に「写真を撮る楽しさ」を凝縮した〈Xシリーズ〉は、今や富士フイルムのイメージング思想を体現するブランドになっている。原点は、2011年に発売された〈X100〉。このプロダクトデザインを手掛けた後、15年に及び同社のデザインをリードしてきた今井雅純氏の思考の軌跡をたどると、個人の創造性を製品に結晶させる道筋が浮かび上がる。
続きを読む「自分」と「世界」のピントを合わせるデザイン――富士フイルム〈X100〉・今井雅純
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