毎日ただ仕事・家事をしているだけであっという間に1日、1週間、1カ月が過ぎている。「私の人生、このままでいいのか?」――そんなふうにふと、人生を立ち止まりたくなった人におすすめの1冊があります。書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)は、「世間から見た成功」ではなく「自分にとっての成功」を軸に、1度きりの人生を心から満足のいくものにするための1冊です。本書の発売を記念して、本書より一部抜粋・再編集して紹介します。

人生に行き詰まる人の特徴・ワースト1Photo: Adobe Stock

ワースト1:お決まりのパターンにハマっている

私たちの脳は、一番抵抗がないことを選びます。

これを「最小抵抗経路」と呼びます。

相談するときも、一番話を聞いてもらいやすそうな人に相談しませんか?

電車で通勤するときも、一番ラクな時間と車両とルートを選びますよね。

実はその一番ラクな道を選び続けると、お決まりのパターンの中にハマってしまい、新しい可能性を自らつぶしてしまうのです。

「もう無理」と思うのは、「新しい選択肢」を思いついていないだけ

可能性とは、「まだ試していない選択肢のこと」

だから、子どもを見ると「まだ経験していないことが山ほどある」と思えて、無限の可能性を感じるのです。

一方で、自分にはもう可能性がないように思えるとしたら、それは「まだ試していない選択肢を思いついていない」だけなんです。

「もうこれ以上できない」。その実態は?

以前、クライアントが「もう自分の成果はこれ以上出ません。できることをすべてやりました」と言っていたことがありました。

「すべてですか?」と質問すると、「はい、もう全部やりました」と落ち込みながら答えます。試しに、私がその場で思いついたやり方は試したか聞いてみると、「あ、いいえ」と答えます。

「じゃああのやり方はどうですか?」と聞けば、「それもやっていません」と。

「いったい、何種類を試したんですか?」と質問してみると、興味深いことがわかりました。

「3つのパターンを繰り返し試して、うまくいかないことが続いているだけ」だったのです。

“いつもとちがう”が可能性を開く鍵

多くの人は「人生が行きづまっている」と感じますが、実際は「いつも選んでいる選択肢が同じなだけ」なのです。

アスリートが利き腕と逆の腕を使って動作を見直すように、ふだんとちがう行動をすると、自分のパターンに気づき、新しい可能性が開けます。

さて、あなたは、どれくらい「いつもの自分」とちがうことを試していますか?

起きる時間を変える。着る服を変える。会う人を変える。話し方を変える。読む本を変える。いつもとちょっとちがう服を着る。ふだんしないことをやってみる。

ほんの少しの変化でも、見える世界が驚くほど変わっていきます。

「いつもと同じ」は安心感をもたらします。

一方で、「いつもとはちがうこと」は常に新しい扉を開くのです。

(本原稿は『人生アップデート大全』の一部抜粋・再構成を行ったものです)