昨年、サントリーホールディングスで10年ぶりに創業家出身者がトップに就任する“大政奉還”があった。創業120年超の歴史を誇る日本屈指の同族企業、サントリーの足跡をダイヤモンドの厳選記事を基にひもといていく。本稿では、「週刊ダイヤモンド」2009年7月25日号の記事「キリン・サントリー経営統合 食品大再編時代に突入!」を紹介する。09年7月、キリンホールディングスとサントリーホールディングスが経営統合に向けた本格交渉に入ったことが明らかになった。当時、サントリーの佐治信忠社長は「キリン以外は眼中になかった」と明言。記事では、食品業界の1位と2位という「勝ち組」が驚天動地の経営統合を進めた背景に加え、両社の統合が大再編時代の呼び水になるとの見立てを解説している。

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