普段、文章を書くときに「僕」「私」「俺」など、一人称を意識して選んでいるだろうか。作家・評論家であり、朝日新聞記者としても長年活躍してきた近藤康太郎氏は、ある著名な文芸批評家を取材した際、一人称の表記をめぐって思わぬ叱責を受けたという。「僕」ではなく「私」にしてほしい――。なぜそこまで強いこだわりがあったのか。そして、一人称の違いは文章や人格、さらには世界の見え方まで変えてしまうのか。※本稿は、作家/評論家/百姓/猟師の近藤康太郎『三行で撃つ〈善く、生きる〉ための文章塾』(CEメディアハウス)の一部を抜粋・編集したものです。
続きを読む40歳すぎても、一人称が「僕」のままの人が知らない事実
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