認知症の人の「徘徊」は、家族や介護者を悩ませる問題行動として語られることが少なくない。しかし、本人の気持ちや意思を尊重する視点から見ると、その行動は心の訴えや支援の糸口とも捉えられる。※本稿は、帝京大学文学部心理学科教授の元永拓郎『歩くと心が軽くなるのはなぜか――散歩の心理学』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。

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