横浜駅をはじめとする神奈川県内の主要駅に行けば、必ずと言っていいほど目に入る赤い看板――崎陽軒の販売店である。そこで飛ぶように売れているのが、同社の“顔”といえる「シウマイ弁当」だ。1954年の発売から70年以上、おかずの種類や掛け紙のデザインなどを大きく変えることなく、現在も毎日約3万個、店舗によっては1日で1000個近くが売れることもある。物価上昇で消費者の財布のひもが固くなる時代にあって、なぜこの弁当は「変わらないこと」を貫き、しかも売れ続けているのだろうか。

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