「毎年10%の原価低減」という経営方針を掲げながらも、1億円の赤字が10年も続き、銀行から融資の打ち切りを告げられた――そんな絶望的な状況に直面した企業があります。トヨタ出身のコンサルタントである堀切俊雄氏がその原因を探ると、原価低減について考え、実行している社員は“ただの1人も”いなかったのです。約1000人の社員は口をそろえて「原価の担当は私ではありません」と平然と言ったのには驚愕したそうです。決算書を眺めているだけでは利益は生まれません。会社を「儲かる体質」に変えるには、全社員が「原価とは何か」を考え、取り組む必要があります。本稿では、経営トップから現場の組長まで、全社員が“現在の業務”とコストを直結させて利益を創出する「原価マネジメント」の概要と、儲かる会社と儲からない会社について解説します。
続きを読むトヨタ流原価マネジメント入門、社長の「原価10%低減」方針を社員が誰一人理解も実行もしなかった会社の末路
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