家電をはじめとする機械には、ボタンと機能が増え続けている。料理研究家の小林カツ代は、そうした多機能な調理器具に手を出さなかった。一見、機械音痴にも思えるその姿勢は、『料理の鉄人』の「肉じゃが」対決で、どのような結果をもたらしたのか。機械が日々複雑化するなか、シンプルさを貫く意味を解き明かす。※本稿は、速水健朗『機械ぎらい』(集英社新書)の一部を抜粋・編集したものです。

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