公園のゴミ置き場を前に立ちすくみ、「カメ……」と呟いた2歳の娘。黄色いネットがかかったゴミ袋の山は、確かに大きなリクガメのようにも見えました。大人はそれを単なる「子どもの可愛らしい見立て」として通り過ぎてしまいがちです。しかし、そこには印象派の巨匠クロード・モネが、生涯で250枚以上もの《睡蓮》を描き続けた理由とまったく同じ、「世界を捉える視線」が潜んでいました。本記事では、ベストセラー『13歳からのアート思考』著者・末永幸歩氏の6年ぶりの新刊『「いまを生きる力」を取り戻す 感性の教室』から内容を一部抜粋して、「見る」という当たり前の行為の奥に隠された、驚くべき秘密を解き明かします。

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