「1人が出した1億円」と「1億人が1円ずつ出した1億円」。同じ1億円でも、社会にとって価値が高いのはどちらなのだろうか。近年、こうした問いに新しい答えを示す仕組みが注目されている。集まった金額だけでなく、「どれだけ多くの人が支持したか」や「どれほど強く必要としているか」まで反映しようという発想だ。投票や寄付のルールを変えることで、社会の意思決定はどう変わるのか。その最前線を紹介する。※本稿は、樋口恭介『21世紀を動かす思想』(集英社)の一部を抜粋・編集したものです。

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