終末期の医療では、本人の意思だけでなく、医師の治療観や家族の不安が選択を左右する。誰もが本人のためを思っていても、その判断が本人の望む最期と一致するとは限らない。延命をめぐる「善意のずれ」は、どこで生まれるのか。※本稿は、老年心理学者の佐藤眞一『お医者さんはなぜ「がんで死にたい」と言うのか?超長寿時代の老いと死を考える』(光文社)の一部を抜粋・編集したものです。

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