期初に配られた数字の一覧を眺めながら、どこか他人事のような気分になったことはないだろうか。会社が掲げる数字と現場の実感がずれるとき、多くの人はその原因を上層部の無理解か現場の怠慢に求める。だがピーター・F・ドラッカーは、原因を人ではなく「順序」に置いた。53年前に書かれた『マネジメント――課題、責任、実践』[上][中][下]を手がかりに、なぜ会社の数字が現場の実感とずれるのかを問い直してみよう。本連載では、膨大なドラッカーの著作を読み返し、その中から令和の現在に役立つ知を取り出して紹介していく。
続きを読む「1000人に5件」の苦情が会社を潰した――53年前のドラッカーが指摘した平均値の罠
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