「君はどう思う?」と部下に考えさせ、「お客様第一」で無理な依頼にも応じる日本人上司は、外国人の部下にどう映っているのだろうか。日本語が流暢だからといって、日本企業の仕事の進め方や評価の仕組みまで受け入れているとは限らない。言葉は通じるのに、指示への反応や仕事への姿勢が期待と違う。その行き違いを「文化の違い」で片付けてしまえば、何を見落とすのかを、中国人社員を対象とした研究やタイでの調査、欧米の日系企業を支援する実務家の報告から、日本人上司に向けられた不満をたどる。異文化への適応という視点から一歩踏み込み、説明や権限、責任のあり方を通じて、日常のマネジメントの「当たり前」を問い直す。
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