刑事ドラマでは、警察が靴を脱がずに事件現場へ入るのはおなじみの光景だ。だが、日本では家に上がるとき靴を脱ぐのが当たり前。それなのに、なぜ警官だけは土足で踏み込むのか。明治期の挿絵やミステリー小説をたどると、その意外に古い歴史が見えてくる。※本稿は、建築史家で風俗史研究者の井上章一『日本人はなぜ家で靴を脱ぐのか』(新潮社)の一部を抜粋・編集したものです。

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