「部長は本日お休みをいただいております」「お会計は1580円になります」――。職場や飲食店でよく耳にする丁寧な言い回しだが、実は敬語として不適切なものも少なくない。失礼を避けようとするあまり、かえって過剰になったり、不自然な表現になったりするのはなぜか。つい使ってしまいがちな敬語の間違いを通じて、日本人が「丁寧さ」にこだわる意外な心理を読み解く。※本稿は、文章コンサルタントの前田安正『赤ペンで直す知らない日本語』(幻冬舎)の一部を抜粋・編集したものです。

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