鉄道、電力、スーパーなど異業種による「銀行参入」が地方にも広がっている。9月25日に九州旅客鉄道(JR九州)、30日には北海道電力とイズミが相次いで参入を発表した。その裏側では、金融機能を提供する銀行側の勢力図にも変化が起きている。BaaS(Banking as a Service)市場をけん引してきたドコモSMTBネット銀行に加え、SBI新生銀行やりそなグループ、三菱UFJ銀行、東京きらぼしフィナンシャルグループなども異業種との提携を相次いで発表。顧客企業の獲得競争が激化している。異業種が銀行を欲しがり、銀行が異業種の顧客基盤を求める理由は何か。企業と銀行のトップらへの取材を基に、金融参入の狙いとBaaS市場で大きく変化する競争の実態を明らかにする。

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