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“質”のセブン&アイvs“量”のイオン
流通業界の優勝劣敗が会計数字で明らかに

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景気後退により、低迷する消費に直面している流通業界では、「優勝劣敗」の色がいよいよ鮮明化している。2強グループのセブン&アイ・ホールディングスとイオンを比べると、ここに来て、業績の開きが顕著に目立ち始めているのだ。事実、直近の2009年2月期中間決算を見ると、セブン&アイは営業利益ベースで同2.8%の増益を達成している。このまま行けば、09年2月期通期は増収増益を実現しそうな勢いだ。それに対してイオンは、営業利益が同▲13.4%と大幅に減った。直近では、09年2月期通期の業績予想も下方修正し、7年ぶりの最終赤字に転落する可能性が高まっている。08年2月期通期では、共に対前年比で営業減益だったにもかかわらず、ここに来てこれほど明暗が分かれている理由は何か? 実はその背景には、両社のファイナンス戦略の違いによる優勝劣敗の構図が横たわっているのだ。専門家の独自の会計手法により、「収益の安全性」「付加価値の高さ(効率性)」「資金調達力」などのポイントから、両社の違いを徹底分析してみよう。

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