コピーですぐに使える!ChatGPT100選 職種別・業種別・部署別#32Photo:PIXTA

コンテンツ投稿サイト「note」にChatGPTの技術を活用した新機能が搭載。記事の構成やタイトル、文章の書き出しの提案などさまざまな手助けが受けられるようになった。特集『コピーですぐに使える!ChatGPT100選 職種別・業種別・部署別』(全32回)の最終回では、ChatGPTを使うことで実際にどこまで記事作成は簡単になるのか?記者がやってみた。(ダイヤモンド編集部 鈴木洋子)

 

ChatGPTは「読ませる文章や記事」が書けるのか?
noteで実際に試してみた

 どこまで思い通りに「記事」をChatGPTに書かせることができるのか?記者にとって日常業務である「文章を書く技術」。ChatGPTはどこまで代替できるのか。本特集#24『【ライター必見】ChatGPTに良い記事を書かせるコツ、上場IT企業社長が3つのプロンプトで伝授』でも実用的なプロンプト(指示文)を紹介したので興味がある人は一読してほしいが、「単に情報を伝えるのみならず、読者に『読ませる』記事」はどうやったらChatGPTに書かせることができるのだろうか。

 今回の特集の記事執筆では残念ながらChatGPTの活躍の機会はなく全面的に人手に頼った。だが、米「BuzzFeed」や「日本経済新聞」などメディア各社でChatGPTを使った記事執筆は実際に始まっている。こういったメディアでの利用は定型的な記事やキュレーションにとどまるものが多いが、その一方で看過できない事象も起きている。

 インターネットで仕事を受発注するクラウドソーシングサイトでは「記事執筆の経験は不要、こちらが用意したプロンプトに必要条件を入力して最後にチェックするだけでいい」という内容で、信じられないくらいの安価で「ライター」を募集している案件が多数出てきているからだ。

 読者に刺さる記事を書くのに、ChatGPTはどの程度「使い物」になるのか?コンテンツ投稿サイト「note」がChatGPTの技術を取り入れたサービス「AIアシスタント(β)」を実際に使って、記者がブログ記事を書いて検証してみた。次ページで詳しくお伝えする。