なかなか優秀な人材を確保できずに頭を抱える企業は多いが、大切なのは「自社に合う人材」をきちんと採用しているかどうか。経営者が自社の採用基準を定めるためのヒント集。

採用を本気で変えたいのか?2016採用で問われる企業の姿勢

16年から本気で採用を変えたい「採用イノベーション」がベンチャー・地方企業に起こる

インターンシップに掛ける時間的・金銭的投資、広告量増の傾向へ

2016年採用からスケジュールの繰り下げにより企業は採用活動の短期化を強いられている。このことが企業の採用にもたらすものは、「採用のイノベーション」である可能性も。

 

採用基準のあいまいさと画一化が招く問題

採用の「母集団形成」のために曖昧なポジティブフレーズで自社をアピールするのは危険

「コミュニケーション能力」という曖昧な採用基準では望み通りの人材確保は難しい

相当なエネルギーと費用を費やしてもなかなか満足度の上がらない企業の採用活動。「採用基準」のあいまいさが、非効率な採用に繋がっている。

 

学生の認知度を上げるための企業努力とは

学生は企業のことをあまりにも知らない。企業を知る多くの手段がテレビCMである事実

東証1部企業のうち学生が知っていたのはせいぜい10%という見方も。企業が採用活動で必要なのは学生へ向けて自社を語ること。

 

自社に合う人が採れる「縁故採用」のすすめ

岩波書店の「縁故採用」は入口部分で社員適正を判断できるシステムなのだ

岩波書店の「岩波書店著者あるいは岩波書店社員の紹介状」が応募要件の縁故採用。非難囂々であったが、ミスマッチを防ぐ合理策とも言える。

 

面接対応力が高い学生は仕事ができる人材か?

多くの学生が面接の表面的テクニックを身に付けて採用面接に臨む現在。仕事ができる人は「面接対応力が高い」という見方も。